筒井早良個展「舟、山にノボル」、タカヤユリエ個展「こころめぐる旅」 2024

東京は梅雨らしくない暑くて蒸し暑い日が多い。一昨日13日に、MJの友人の個展に行ってきた。出かけるのはほんとに久しぶりだが、この暑さでも街中は人がすごく多かった。ギャラリーでMJの友人と峰岸先生と待ち合わせて2箇所を廻る。

先生が一緒なので、当然、最後は飲み会に突入!夜も遅くなったが、人は大勢、店は煌々として満員、なんだか世間一般浮かれ過ぎているように?思えたのはなぜかな?


筒井早良個展「船、山にノボル」ギャラリーポピュラリティ:神宮前

MJ7期生の筒井さんの個展に、峰岸先生とMJ友人3人と計5人で見に行った。このギャラリーは以前はタンバリンギャラリーと言ったが、オーナーが変わって、内部も奥行を狭くしてこじんまりとしたギャラリーに。全面、床までも白で統一してあるせいか壁面は結構広く感じた。

筒井さんの絵のセンスが他人とは一味違うところが以前からとても好きだった。今回の絵を見てますます好きになる!

無駄を取り払ったデザインのようなそれでいて奥に温かみがある。落ち着いた色合いの絵具は厚みがあり質感もあり、アナログの良さが十二分に表現されていて、デジタル全盛の中では稀有な美しさだった。

筒井さんのInstagramです→sawara_tsutsui

 

キャンバスに描いているのが多かったけど、額縁のガラス越しに見るよりイメージが直に伝わっていいものですね!キャンバスの厚みの部分まで絵を描いているので立体的だし、筆の運びとかすごく分かるので自分も試してみたくなった。下の3枚はサムホールサイズの小さいもの。ちょこっとした壁面にぴったりですね!!

 

このモノクロは和紙に鉛筆で描いたそうです。鉛筆なのに塗り潰しの黒が光ってないし、すっごく細い線をびっしり描いてあるところもあり、余白がとてもとても美しい。


タカヤユリエ個展「liberating journey – こころめぐる旅 -」ギャラリー・ルモンド:明治神宮前

MJの後輩でMJブックの委員を一緒にやっているタカヤユリエさんの個展に行った。このギャラリーは正面に窓があるので明るくて開放感がある。タカヤさんの人柄を表すような、優しくて綺麗な色使いの絵にぴったりの空間だった。のびのびとして色が明るくて誰もが好きになるタイプの絵だと思う。全てデジタルで制作後、ジークレー印刷、印刷後にアナログの筆で色をちょこっと足してあったのがいいね。

タカヤユリエさんHPです→https://takayayurie.com/