新聞連載「続・お悦さん」11月19日号 2023

共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」11月19日号掲載、和田はつ子先生の連載小説「続・お悦さん」53回目です。

 

十三歳のお秋は清悦庵で暮らすことになり手伝いを申し出る。高見沢は怪我の治療に使う巻木綿を巻く仕事と、犬のきなことあずきの相手を頼む。一月ほど経ちお秋の母親と義父がお秋を取り戻しに来たため、高見沢はお秋を松葉屋に預けることになった。