MJの課題「ヌード」江戸の女湯を描いてみました。
左上の赤い門が「石榴口」浴槽への入り口、湯が冷めないよう屈んで出入りします。
屈んで入る→屈み入る→鏡鋳る(鏡を磨く事)→鏡は石榴(ざくろ)の実をつけて磨いたので→石榴口、となったという洒落から来た言葉。
石榴口の形状は江戸では鳥居形がほとんどで、大阪は破風形(上部が曲線になっている)が多かったそうです。
右上は「湯汲み」といって「岡湯」と呼ばれる上がり湯を柄杓で汲んで男女両方の浴客に出しています。
右の湯が入っているのは「水舟」といい、流し板で身体を洗う際の湯を汲むところ。
今回は身体に色を付けずに輪郭線だけで表現してみました。
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