昭和30年、小学1~2年生の頃、札幌にいた頃のひな祭りを描いてみました。
戦後10年たったとはいえ、復興途中でまだまだ日本は貧しい時代でした。
特に両親は生後1歳の兄を連れて満州から着の身着のままで引揚げて日本に戻ってきたので、ちゃんとしたひな人形は家には無かったのです。
それでも、母は私のために二段の棚に白いシーツをかけてひな段を作り、桃の花を飾りオモチャの人形を置いて家族でお祝いをしてくれました。
毛糸で作ったペアの人形、こけし、キューピー、真っ赤な毛糸で作った犬、小さなフランス人形(勿論手足は動きません)、日本人形、持っているオモチャ全部飾ったみたいですが少ないねー
当時、猫を飼っていて猫好きはこの頃からのようです。
名前はミーちゃんだったかな?
子供が猫を抱くと大きな猫に見えますね。
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