しんぶん「赤旗」日曜版4月22日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第70回目、最終回です。
2016年12月から1年5ヶ月挿絵を描いてきましたがいよいよ最終回、お悦さんにもう会えないのがとても残念です。魅力的な主人公でした。
年も開けた元旦の朝、賢作はおみ乃に自分の気持ちを打ち明け、お悦は薬草園の東屋で典薬頭今大路親信と新年を祝していた。
親信は自分が隠居した後は賢作に託し、自分はお悦の元で働きお悦のきらきら輝く不動明王を日々見ながら働くつもりだと言った・・。
しんぶん「赤旗」日曜版4月15日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第69回目です。
告白をする利兵衛から訊き糺した賢作。賢作を悩ましていたわけの分からぬ思い出は、幼いころに見た父が叫ぶ母の名、悲痛な後ろ姿だった・・・。
しんぶん「赤旗」日曜版4月8日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第68回目です。
細貝とお悦宛へ書かれたお希代からの文を読むお悦。その文にはお希代のこれまでの生き様が記してあった。「こんな酷いことってある?」とおみ乃の声が濡れている・・。
今月も来ました、4月のK山家!
今回は金メダルのアップからです!
K山さんの奥さまYさんのご親戚になんとオリンピック選手がいらっしゃるのです!
「先日は、オリンピックの菊池姉妹と食事をする機会があり金メダル見せてもらいましたが予想以上に重かったです。南相木村・川上村・小海町の小さなひとかたまりの地区で5人の平昌オリンピック選手がいるのでちょっとした騒ぎです」と、おっしゃってます。
いつもおてんばな美々ちゃん。グリは、「相変わらず食欲旺盛で、夜のご飯は、上げ膳据え膳です。居間で皿が来るのを座って待っています。お爺ちゃん全開です」って? えーっ、グリちゃん偉くなったねー。
欲張って食べ過ぎてゲロしてしまうことも・・相変わらず食いしんぼだね。
とても元気だそうで嬉しいです。
佐久の庭から持ってきたスノーフレーク、しっかりK山さんちに根付きました。
グリ、気持ちよさそうに寝てますが・・・
「グリは、足の裏に縁起物?の運を踏んだのか汚れています。人に負けないイビキをかいて寝ています」って、恥ずかし〜。
レオン君も元気とのこと、みんな元気で良かったですー!
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セイコー時代の友人、タムラさんちのニャッキ、1月末から闘病生活でしたが、
4月2日に天国に旅立ちました。9日が10歳の誕生日だったのに迎えられず残念でしたね・・。
酷い環境のペットショップから来て、大事に育てられとても可愛かった。天国で元気に走り回っているかな。
しんぶん「赤旗」日曜版4月1日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第67回目です。
おみ乃は坂本屋利兵衛から懺悔のように聞かされた悪行をお悦と賢作に話していた。お悦はそれを聞き「これからすぐ坂本屋へ」と急ぐ。三人が行ってみるとすでに坂本屋からはきな臭い匂いが流れ、賢作は縁側から部屋へ入った。縁先には頭巾を被った女が倒れている。「お希代さん」お悦は倒れている小沢屋の女将の前に屈み込んだ・・。
ギャラリーDAZZLEでのグループ展のお知らせ
「装画の仕事」展
4月3日(火)〜4月13日(金)月曜休廊
オープニングパーティ 4月3日18:00〜20:00
装画の原画を見たいという要望が、イラストレーターのみならず装丁家や編集者からもあり、過去2013年-2015年に3回開催した「装画と装幀展」と同様に、2016〜2017年度に出版された書籍と原画の展覧会です。
原画から出版物になったときにどうなるのか、装丁家の方はどうデザインするのか、大勢の方の展示を見ていただきたいと思います。
3日はOPがありますので皆さんいらして下さると嬉しいです。ぜひお出でかけ下さい。
しんぶん「赤旗」日曜版 3月25日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第66回目です。
往診の帰りを急いでいるお悦の前を法泉寺駕籠が走っていた。不意に駕籠が止まると、駕籠舁きが医者を呼ぼうとしていた。お悦が駕籠の簾を上げると頭巾をかぶった女が痛みに耐えかねて呻き続けている。「こんなところでまた先生にお会い出来るとは・・」女は小沢屋お登美だった・・。
今年は例年より10日も早く桜が咲き始めた。
日曜日の今日、風もなくポカポカの良い天気なので、近所の桜まつりを見に出かけたはずが思わぬ遠出の散歩となりました。(写真はクリックで拡大)
家を出てまずは富岡八幡宮へ。骨董市をやっていたので端から端まで見てこのアメリカ製のビンテージ品(と、おじさんが言っていた)陶器の貯金箱、高さ14cm、1500円で購入!
古石場図書館に本を返した後、古石場親水公園の花を撮る。東富橋から大横川遊歩道へ。
「大江戸深川桜まつり」が昨日から開催中。石島橋に屋台が出ています。
小腹がすいたので深川2丁目の「エアーズバーガー」へ行ってみるも、10人以上の行列で断念、清澄白河の方へ足を延ばし、霊巌寺の桜を見て、深川江戸資料館通りの「ミディアム」というメキシコ料理のカフェに入りました。ランチのサンドイッチを頼んだが、めちゃめちゃ美味しかったです!
その後、深川江戸資料館の「時代小説と深川」企画展を見に行くことに。
深川を舞台にした時代小説が紹介されていて、池波正太郎の直筆原稿や、本、装画、などが置いてあります。
外国人(西洋人)のツァー客がいて、観光客もここまで来るのかと驚きでした
「時代小説と深川マップ」のパンフレットには小説の舞台になった場所を地図で示してあり興味深く見ました。
深川在住なので、時代小説を読んでいると頭のなかで実際にその土地をなぞっていることがよくあり、歩いているような気になります
資料館の長屋の三味線の師匠の部屋で「江戸小歌」の実演、商家の看板と長屋の竃(へっつい)の写真です。
「ブリジェラ」「ブルーボトル」の横を通り、OKストアで買い物をして帰宅。
結構、洒落たところに住んでるのね、私達って。
思いもかけず、楽しくて長い散歩でした!
しんぶん「赤旗」日曜版 3月18日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第65回目です。
賢作は毒入抹茶のことで番屋の細貝のもとに行った。細貝は商人上がりの新入り小沢輝助の心ばえを褒めていると、そこへ小沢が腰高障子を開けて「只今、戻りました」小さな顔を覗かせた。賢作は小沢の歯を見せずに話すところや顎の割れ目がくっきりと見えるところを不審に思った・・。
3月のK山家!お便りと写真頂きました!
グリちゃん、奥さまのYさんが炬燵に座るとすぐに近寄り、抱き上げられても何をされてもされるがまま。
Mちゃんが買ってきた帽子を文句も言わずに被っています(クリックで拡大)
布団の中でボンヤリ顔のグリちゃん。まだまだ寒いらしくYさんの布団で寝ているそうですよ!
3匹で仲良く並列で寝てる!(クリックで拡大します)
美々ちゃん、グリに怒られレオンにジャレつき都合のいい方で寝ているそうです。グリにシャーシャー言われても一緒に寝てますね!
柱の陰から覗くレオン君、何見てるのかな?
右下の写真、初めて見る長毛の黒猫が駐車場にいましたとのこと。
気になりますよねー。 (クリックで拡大します)
しんぶん「赤旗」日曜版 3月11日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第64回目です。
薬種問屋坂本屋の主、利兵衛が抹茶に入れられた毒に倒れ往診に通う賢作とおみ乃。賢作は往診の帰り道、お悦に頼まれた抹茶を求めに緑仙堂に立ち寄った。そこで坂本屋が買っていたという金銀の唐草模様が焼き付けられている豪奢な茶筒を見る。
三峯神社ー3月1日(木)
関東一のパワースポット三峯神社のバスツアーに夫と二人で行ってきました。
朝6時45分都庁前大型駐車場に集合、7時15分出発、2回のトイレ休みを入れて約4時間、11時半に大渋滞になり、そこから降ろされて徒歩で3,5キロ、つづら折りになった登りの山道を歩くことに。寝不足で雪が残っている細い車道、溶けた雪でグチャグチャになった道、ドロドロになった靴で黙々と歩くこと1時間、神社に着く前からすっかり疲れ果てましたー。
このバスツアー、50人乗りバス10台、他のツァーバス8台、ほとんどが20〜40代の女性2人連れで、中年は1バスに3組位でした。
これが三峯神社で朔日限定(1日だけ)の「白い気守り」です。
秩父の山は角度が急でそそり立つ感じ、途中の二瀬ダムはまだ凍ってました。
神社の入口に珍しい三ツ鳥居があり、狼を守護神とし狛犬の代わりに神社各所に狼の像が鎮座。ここで白い気守りの引換券を頂きます。随身門を通って拝殿前も大行列でした。
拝殿左右にある樹齢800年のご神木にも順番待ちの行列が。木に手を付けて長い時間じっと拝んでます・・待っている人が沢山なのに・・自分は恥ずかしくて出来ませんよ・・。
お仮屋神社にもお参り、山の傾斜があるので階段もきつくて少々怖く、手すりに掴まってました。秩父の山奥に広〜い駐車場、何だか違和感ありますね。
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銀山温泉ー3月7日(水)〜10日(土)
山形で過ごした中学時代の友人たちと尾花沢にある「銀山温泉」に行ってきました。
500年もの歴史を持つ銀山温泉、昔は銀の鉱山として栄えた仙境の温泉です。
泊まったのは由緒ある「能登屋旅館」名前の由来はこの尾花沢で銀を採掘するために佐渡銀山から来たからだそうです。
鏝絵が素晴らしい!宿の前の川はまだ雪が積もっています。
大正ロマンの佇まい、照明器具や欄間、窓枠もしっとり落ち着いたデザインです。
奥羽山脈を望む自然の中、銀山川を挟んで立ち並ぶ木造の旅館は「家並み保存条例」で守られています。観光写真で見るよりずっと小じんまりしています。
左は2泊目の山形にある黒沢温泉「遊佐」から見える景色。広々としていて気持ちいい〜。曇っているけれど晴れれば蔵王が望めます。
右は3泊目の友人Mの家から車で出かけたところ、まだまだ雪が多いですね。
長井市でお米「つや姫」を作っている農家です。美味しい食事や楽しい時間をありがとー!いつもお世話になります。
しんぶん「赤旗」日曜版 3月4日号
和田はつ子さん「大江戸ウーマンドクター」第63回目です。
師走に入り、お悦を蔵へ閉じ込めた坂本屋利兵衛が毒で死にかけているという知らせが細貝から連絡が入る。細貝、お悦、賢作が坂本屋へ着いた時、利兵衛は自分の部屋から病室へと移されていた。手当の後、利兵衛の部屋でお悦は菓子皿と抹茶茶碗をじっと見つめる・・。
告知が遅くなりました。
今回で5冊目となる「MJイラストレーションズブック 2018」が1月に発売されています。私のページは今年はこんな感じです。
例年は時代物ばかりを載せていたのですが、今年は時代物半分、昭和・猫を半分にしています。
時代物は仕事の絵を載せました。
昭和・猫は、佐久の実家の母の思い出と、小さい頃に住んでいた目黒の家で母と私、猫は実家にあったレトロな物と共に描いています。
挿絵の仕事をした直木賞作家の葉室麟氏が昨年の12月に亡くなられました。まだ66歳、まだまだ活躍していただきたかった・・とても残念です。