新潮社・新潮文庫の早見俊・著「新緑の訣別」カバー装画を描きました。
11月1日発売です。<やったる侍涼乃進奮闘剣>シリーズ第4巻目です。
天衣無縫な殿様、武芝政直。犯の取り潰しを狙う老中・松林備前守。政直のもとに嫁いでくる奔放な姫様・房江。
相も変わらず諫早藩の用人兼留守居役補佐・沢村涼乃進の身辺は慌しい。
反政直派うごめくさ中のお国入りを前に、行列人足の顔役と大喧嘩になった涼乃進。苦境に陥った彼の前に現れたのは、用心棒に落ちぶれた政直の旧友・宮部一乃介だった・・・(裏表紙解説より)
この小説は色名がタイトルに付いているので、絵の色を合わせるようにしています。
10月初旬にパイインターナショナルから、MJイラストレーションズの本が出ました!
タイトルは「イラストレーションズBOOK」
全国発売ですので、お近くの(大きめな)書店で手にとってご覧くださいね。
外国でも発売されます。
この1年、この本の編集委員をして来ました。かなりの労力でしたが、あっという間に過ぎた感じがします。
「MJ展 Vol.6」展覧会のお知らせです!
この展覧会は「イラストレーションズBOOK」の原画展です。
本に載せた絵のうち、3点を出品します。
前半 11月1日(金)~6日(水)
後半 11月8日(金)~13日(水)
時間 12時~19時
私は前半です。(1日~6日)
かなり密度の高い展覧会になりますので、ぜひお出で下さい!
10月5日~8日まで佐久に行きました!
東京を出る時は寒かったけれど、午後から晴れて行ってる間中、暑かったです。天気予報では8月下旬~9月の陽気だったそうです。Tシャツ1枚で十分!
9月27日にギックリ腰になってしまい良くなってきたとはいうものの、背中にテーピング・湿布・コルセットという格好で、なるべく負担がかからないように動いてきました。
事前にシルバーセンターが除草してくれていたので草取りは全くしなくてよく助かりましたー!が、下仁田ネギの周りはなぜか除草していなくて雑草がハンパない~
畝5列分の草取りを休み休みやりました・・・ネギの肥料と土寄せ、もう終わりの紫蘇の実を甘酢につけ、グリハウスの敷物洗濯と冬支度。みょうがも時期終わりだけど30ヶくらい収穫、庭木の剪定と、今回はいつもより作業は少なめでヤレヤレです。
今年の春に仕込んだ新味噌が出来たので小分けにして宅配便で送りましたが、数が多いので樽から出すのも大変でした。樽2個のうち1個(30キロ分)が空になりました。大きな樽を洗うのもいつもは大したことではないのですが、今回は腰をかばいながらだったので気を使いました。
玄関の屋根の内側が雨で腐敗していたため漆喰がボロボロに崩れ始めていた部分の修理がまだ終わっていなくて、玄関に工事の用具が一杯で出入りがすごく困難~
次回はよくなっているかな?
今回のグリは膝乗り特集です!
佐久に着いた時、グリは玄関そばの塀の上を歩いていたところで、私の顔を見ると一瞬「あれっ?来たの?」という顔しましたがすぐに寄ってきて家に入れろ~とばかりニャーニャー。
グリは思いのほか元気で、毛ヅヤも良くてブラシングしてもあまり毛は抜けず、抱き上げるとちょっと太った感じ?常に側にいて帰りは玄関先でじっと見送ってくれました。また来るまで元気でねー。次回はワクチン接種に行くよ!
MJ課題「家族」の二枚目です。
今回の家族のテーマでは、自分の両親や子供時代ではなく、結婚直後、家族となった夫と私を描いてみたものです。
浦安は当然まだディズニーランドなど無く、車で駅から数分行ったところにすぐ海がありました。現在は埋め立てられてどこまで行っても住宅街・・・
結婚してすぐ購入した車は、フォルックスワーゲンのビートルでした。一番古い型ではないけれど、ベージュの色合いと曲線がお気に入りでした。
昭和48年というと1973年、昭和メモリーズと言うには新しすぎるかな。
先生にはもっと古い時代のものを描いてくると思われていたみたいでした。
MJの課題「家族」で描いた絵です。
いつも自分の子供時代や両親の絵を描いていたのですが、今回は結婚して2~3年経った頃の自分たち夫婦を描いてみました。多分26~27歳ころ。
先生には家族というよりカップルだね、と言われてしまいました。
出来上がった絵を夫に見せたら、「これ家族のテーマにあってないんじゃないの?」と言われる始末。
うちは子供がいないので夫婦だけの絵になってしまいますが、夫婦だけでも家族で良いんじゃないかと思いますが。
当時のファッション、今見てもあまり違和感無いなー。
ミディ丈のコート、毛糸のロングマフラー、パンタロンに厚底靴の私。
レイバンのサングラスにハーフブーツのロン毛の夫。
夫、髪の毛フサフサだったねー
そら君には
「峰岸達イラストレーション塾」から「MJイラストレーションズ」と名称は変わったけれど、始まった第1期からずーっと峰岸先生のもとで7年半も勉強してきました。もうすぐ8年経ちます。
今年の8月末に皆勤賞(2年間無欠席)や永勤賞など、表彰されました。
賞には先生からそれぞれ似顔絵が頂けるので、皆はそれを目標に続けています。
表彰状と絵、どちらも手描きの1点ものですよ!
この似顔絵には佐久のグリも一緒に描いて頂きました。嬉しいー!
2005年の10月から、うちの近所の「古石場文化センター」でカルチャーセンターの様な感じで始まって、先生の絵の大ファンだった私はすぐさま申し込みました。
当初、8人の生徒で始まったこの塾、現在は場所を池袋の明日館に変え、塾生も100人弱です。卒業生を含めると何人になるのか・・・(2年経つと卒業資格がありますが、何年通ってもOKです)
8年経った今、プロのイラストレーターとして活躍している人も大勢いますし、今年はなんと「イラストレーションズBOOK」も出版されることになりました。
本の出版では編集委員をやらせて頂いて、忙しくこの1年が過ぎました。
峰岸先生のご指導で、最初の頃に描いていたとんでもないような絵も少しはましになってきたかなぁ。
私も、カバー装画の仕事をやらせて頂けるようになり、ますます勉強していかねばと思っています。
MJでの課題は「秋」だったので、今回は平岩弓枝・著「御宿かわせみ」の中から「白萩屋敷の月」をテーマにして描いてみました。
時代物のイラストレーターで有名な蓬田やすひろさんのイラストレーションを参考にして夜の白萩を表現しました。
ボカシ部分がうまく表現できなくて苦労しました。
峰岸先生には女の人が幽霊かと思った、と言われました・・・
病弱でふせっている女性なんですけど―・・・
なるべく色々なシーンを描くように練習をしていますが、時代物は女性より男性がうまく表現できなければならないので、最近は男性ばかり描いています。
昭和30年代のピクニック。
その頃は東京の目黒区に住んでいたので、よく家族であちこちにピクニックに行っていました。
この絵は多摩川河川敷へ行った帰りです。ピクニックといっても単にお弁当を持って出かけるだけなんですけどね。夕陽の中を帰る後ろ姿です。
MJの課題「秋」の絵なのですが、先生から引揚者?と言われてしまいました。
そんなに古くないって~。父の背広が引揚者の服の色に似ていたんですね。
そういえば、昔はピクニックや遊園地に行く時もお父さんたちは皆背広だったなぁ。
今の人のようにオシャレな服なんかない時代だったし。
父におんぶされている私。両親も兄ももうこの世の人ではなくなってしまいました。
なんだか懐かしいなぁ・・・