8月17日~20日まで真夏の佐久へ!
グリはトヨペットの駐車場の日陰にいたので「グリ―ッ」と呼ぶと振り向いてミャーミャー言いながら走ってきて一緒に家に入りました。
グリは食欲もあり、生のササミを霜降りにしたものが大好物であっという間に1本食べてしまうほど。
ブラッシングやコロコロも大好きなのでとっても綺麗になりました。
暑いのに相変わらず膝に乗ったりスリスリしたりで寂しかったんだね、ゴメンよ~
7月の初めに田村さんと二人で来た時も雑草がものすごくて、すっかり綺麗にしてきたのに1ヶ月半でまた元通り・・・雑草の生命力はすごいなぁ・・・
今年の夏は去年より暑くて日中は33度、夜もなかなか30度を下回りません。
朝の7時頃なら26度位なので朝から草取りをし、午前中いっぱいと夕方4時から6時半くらいまで仕事をします。夜はプルーンジャムを大鍋一杯作りましたが、連日の外での労働で夜の9時には眠くなるほどです。
連日晴天で暑く、昼の12時半から4時までは外の仕事は全くできないので休憩、廊下でグリと一緒に寝っ転がって本を読みます。
今回は池波正太郎の「浮沈」剣客商売の16巻・最終巻と、諸田礼子の「来春まで」お鳥見女房シリーズの最新刊を持って行きましたが2冊とも読み終わってしまい、
家にあった群ようこの「トラちゃん」を再読です。
合間を見ての雑草取り、ブルーベリー摘み、お味噌の天地替え、グリハウスの敷物洗濯整理、宅配便の用意など、3泊4日(中2日)の滞在中は全く休みなしで働くので、連日大汗をかいて少しはダイエット出来たかも。
南瓜は大中小合わせて13個採れました。去年は20個以上採れたのに今年は少ないかな。大きい5個を物置に保管して残りは自宅に送ります。
5畝ある下仁田ネギに肥料をやり土寄せする作業は夕方4時~6時半までかかってしまいました。今年は雨が少なく暑かったのでネギも何だか白っぽく茎が随分出ていたので、土寄せするのもかなり土を盛らなくてはならず、1メートルほど鍬で土を掘ってネギの根元にかけてはハァーッと休み休みの作業、顔から汗がポタポタです。きつかったぁ~
帰る時、グリは玄関前できちんと座って見送ってくれました・・・
グリ! 次に来るまで元気でいるんだよ。
ギャラリーハウスMAYAの装画コンペVol、13に入選しました!
MAYAのサイトはこちらです。
http://www.gallery-h-maya.com/vol13a/
このギャラリーは装画を想定したコンペで課題作品が提示されます。
「小説」部門」「児童文学・童話」そして「時代小説」の3部門です。
時代物を描き始めてからこのコンペを意識し始め、今回5回目でやっと入選しました。
去年は最終選考まで残ったのですが入選できなかったので、今回の入選は言葉にならないくらい嬉しかったです。
提出した絵は課題である「剣客商売」を2枚、鳥羽亮「剣客春秋」、早見俊「青雲の門出」(仕事で描いた絵とは違います)の4点です。
MJ課題「小説装画」の2枚目です。
池波正太郎の「剣客商売」を表1~表4まで、表と裏まで描いてみました。
タイトルとデザインはsaceさんにいつものように入れてもらいました。
saceさん、いつもありがとう―!
「剣客商売」シリーズは秋山小兵衛・大治郎親子に魅せられていま16巻目を読んでいます。
今回の絵は小説の一場面を描いたものではなく、剣客商売のイメージを描いてみました。
今回は装画、文庫本のカバー絵の練習です。
「剣客商売12」の本来のタイトルは「十番斬り」なのですが、練習なのでその巻に入っていた「白い猫」をタイトルにしてみました。
私はフォトショップを持っていないので、デザイン・レイアウト等はいつものようにsaceさんにして貰いました。
いつもありがとうございますー!
小兵衛は昔の剣術仲間から申し込まれた立ち会いの場に行く途中、白い猫に出会う。
亡き妻のお貞とともに飼っていた猫とそっくりな白い猫。厳しい剣客が見せる、ふとした安らぎ感が出ていたらいいのですが・・・
MJ課題「小説挿絵」の練習、その2です。
池波正太郎著「剣客商売」の12巻目、その中の「白い猫」を選んで描いてみました。
秋山小兵衛は、若い頃、妻のお貞が生きていて道場をやっている時に白い猫を飼っていたんですね。
そして今、庭にやってきた白い子猫を飼いたいという若い妻おはるに小兵衛は強く反対します。隠居し老年になり若かったころとは違った気持ちの変化が・・
先日描いたのと同様に、色が薄かったかと思います。
もし雑誌にこの絵が載るとしたら、インパクトが弱いかもしれません。
今度練習の時は、線部を黒で描いてみよう。
7月23日に水沢そら君の個展、オープニングパーティに行って来ました。
(そら君はインディーズで「gimmys」というバンドもやっていますよー。ユーチューブでも見られます)
そら君は最近、破竹の勢いでグングン成長していてMJの中でも突出しています!
先日のTISのコンペでなんと「銀賞」を取り、その前もチョイスやイラ通のコンペにも入選しています。
切り絵の手法ですが、切った紙の裏と表の両面に彩色していてその微妙な色合いがとても深みを感じさせます。
7月23日~28日までタンバリンギャラリーで。ぜひ見てほしいと思います。
そら君のHPはこちらです。
MJでの課題「小説挿絵を描く」
池波正太郎・著「剣客商売・12」の中にある「密通浪人」の挿絵を描いてみました。
時代小説は大好きなのに、池波正太郎をちょっと敬遠していた私。
「剣客商売」を読み始めてからすっかりはまってしまい、今12巻目です。
梅安シリーズ、鬼平シリーズは亡き父が買っていた本があり、追って読む予定。
馴染みの元長で酒を飲み、うとうとしていた小兵衛の耳に聞こえてきた浪人の話は義弟の妻の密通話、浪人はゆすりを図ろうとしていたのだった。
性格の良くない醜女のその妻が?義弟のためにほおっておけぬ小兵衛は解決するために探ってみると、その妻の名前をかたった偽物。
義弟のために穏便に解決したが、義弟には公にしたくない理由があった。ある日、料亭で友人と会食していた時に開け放した部屋から見たものは、義弟と美しい女性、亡き妻に良く似た女の子だった。
小兵衛は事情を察しこう言った。「あの妻ではのぅ・・・」
挿絵なのでモノクロで描いたのだが、トーンが薄すぎた感じがします。
黒に近いグレーが一番濃い色なのですが、やっぱりきちっと黒を使ったほうがインパクトがあったかもしれません。
また、自分の個性が出ないのもまずいなぁ・・・
もっと練習だ!
7月5日に宇都宮に住む、セイコーに勤めていた時の後輩の家に遊びに行ってきました。
この夫婦と私たち夫婦はもう30年来のつき合いですが、今回は私1人で訪ねました。
23年前には4人で2週間のイタリア旅行もしたほどで気心の知れた友人です。
Tさんの家に行くのも10年ぶりくらい、その間に猫が2匹、家族になっていてその子たちに会うのも目的の一つでした。
建築家の旦那さん、店舗プランナーの彼女、2人の家はまるでモデルハウスを見ているような、インテリア雑誌に載っているようなセンスある家でした。
もうボロになったうちとは大違いだなぁ・・・
Tさん宅に一泊して次の日、6日~9日まで、彼女の運転で佐久へ一緒に行きました。
宇都宮から佐久まで2時間とちょっと、近いねー。
グリは着いた時、すぐ出てきて一緒に家の中に。
外より家の中のほうが涼しいので、グリは風の通る部屋や廊下でずーっと寝ていました。食欲もあり元気で安心しましたが、食事量は減ったかなぁ・・・
6日~9日までグリの餌の補充と世話、庭や畑の草取りなど2人で働きましたー!
この間、東京は猛暑で大変だったらしい。
佐久は昼は暑いけれど朝晩涼しく過ごしやすかったです。
Tさんと久しぶりにえんえんと話をしてとても楽しく過ごしました。
Tさん、ありがとねー!! 感謝!です。
MJの課題「人物」で、藤沢周平の短編「約束」の主人公をテーマに描いてみました。
部屋の中から見える橋を目立たせるために、まわりを青灰色で統一、差し色に赤を少々。
峰岸先生からの意見で橋のたもと部分を修正し、家との距離感をはっきりさせました。
MJイラストレーションズ塾での課題「人物」で、剣客商売の主人公・秋山小兵衛と大治郎の親子を描きました。
時代小説は大好きで、乙川優三郎や藤沢周平、平岩弓枝を主に読んでいました。
佐伯泰英や野口卓、幡大介も好きです。
どういうわけか池波正太郎はあまり読んでこなかったのですが、以前塾の課題「小説装画」で、「藤枝梅安」シリーズを描いたところ、ツボにはまってしまい読み始めました。
「剣客商売」は今11巻目に突入しています。
亡き父が読んでいた昭和46年出版の「鬼平犯科帳」シリーズも手元にあるため、ますますのめり込みそうです。