MJの課題で「顔の練習、老若男女」を描きました。
夏休みが4週間ほどありましたが、その間に私用があれこれあり思ったほど描けなかったのがちょっと残念でした。
いつもは下書きを描いてそれをトレースするのですが、今回はトレースを省いて描いたためレイアウトがいまいちだったかも。
白黒は1枚は描こうと思っていましたが、存在感を出すために背景を若干入れみたら、挿絵風になって楽しく描けました。
それぞれの人物がどんな立場の人間か分かるよう描いてみましたが、うまく表現できたかなぁ。
*本来、十手(じって)に朱房が付くのは与力・同心で、岡っ引きにはつきませんが 、画的にさびしいので今回だけ付けてみました。
8月14日~17日のお盆に佐久へ行って来ました。
7月初めにシルバーセンターに雑草取りを依頼しましたが、1ヶ月半でまた雑草だらけになっていて、今回も連日働きましたー!
一部しか雑草取りはできなかったけれど、来た時に荒れてるなーと思った庭も人手が入ると生き返るようになるのが不思議です!
佐久は日中は30度位、湿気が少なく、働いて汗をかいても木陰も家の中もは涼しく朝夕は23度位でしのぎやすい毎日でした。
クーラーは当然無いのですが、人間らしい生活ってこういうのをいうんだなぁ・・と思います。東京の夏はちょっと不自然かな。
お味噌は夏に「天地返し」といって樽の中の味噌を下から上へ手でかき混ぜる作業があります。
下仁田ネギも行くたびに土寄せをして新芽の出るあたりまで土をかぶせてきます。雑草に負けて消えてしまったネギも多く、今年はネギの出来がどこの家も悪いそうです。
猫のグリのハウスの敷物の洗濯や掃除、餌の補充は毎回必須です。
プルーンがスーパーに売っていたので1キロ買ってジャムを作りました。家にもプルーンの樹があるのですが、老木で実成りが悪く熟さないうちに殆どが落ちてしまうので、最近は地物を買って作ります。プルーンとアンズのジャムが一番好き!
ブルーベリーは毎日紫に熟した実だけを採ってジャムにするのですが、今回は時期が早すぎて小さな瓶に一つしかできず残念。
猫のグリは私がいる間はずっと側にいて安心しきった感じでした。
グリがいると私も嬉しい、猫がいると気持ちも穏やかになりますね。
8月12日は江戸三大祭りの一つ、3年に一度の本祭り「富岡八幡宮例大祭」が行われました。
本当は昨年が本祭りだったのだけど、東日本大震災のため1年延期され今年に。
氏子の町内御輿が54基、宮城県平泉の御輿も参加で55基の御輿が永代通りにずらりと並び、朝7時半から八幡様の入り口で1基づつお祓いを受けて渡御していきますが、全基が出て行くのに1時間半もかかります。
朝は5時頃から町内御輿が出ていくため、町内が沸き立ち、寝ていられないほどでした。
午後1時頃から八幡様に御輿が次々と到着、水を掛けられる場所では御輿が揉んだり差し上げたりで、見ているほうも水を掛けられ、熱気がムンムン、汗ダラダラでした。
午後3時頃、天皇・皇后両陛下がお出でになり、担ぎ手も見物人も大興奮、皆、手を振って両陛下をお迎えしました。
この日は猛烈な暑さで34度くらいでしょうか、両陛下は椅子も用意してあったのにお座りにならず、立ちっぱなしで陽のあたる中ずっと手を振られていました。ご高齢でご病弱なのに天皇職も大変です・・・
この日は朝から出たり入ったり、行ったり来たり、御輿に水を掛けたりで、すっかり疲れ果ててしまいましたー
今日13日は午後5時より、境内で「奉納・神々への響き」富岡八幡宮太古の宴があるので聞きに行って来ます!
新潮文庫、早見俊「青雲の門出」のカバー装画の仕事をしました。
作者は早見俊さん、時代小説作家として何冊もの本を出版されています。
8月新刊、7月28日(明日)発売です!
私は読書が趣味で、特に年を経てからは時代小説を読むのが好きになり、読んだ本の一場面を絵にしてみようと2年半くらい前から時代物を勉強、描き始めました。
そして、それがいつか仕事になっていけばどんなにいいだろうと思ったからです。
今回、以前MJ展で知り合いになったイラストレーターで新潮社装幀部の二宮由紀子さんが、同社内で時代物のイラストレーターを探していたN氏を紹介して下さったのがこの仕事につながりました。
装幀室のN氏と編集部の方との打ち合わせで、新シリーズなので「やったるたい」のイメージが前面に出ている方向で進めることになりました。
涼乃進のイメージ、うまく表現できたでしょうか?
二宮さん!ありがとうございました!
本の内容はー
諫早藩の藩士、沢村涼乃進は二十石取りの貧乏侍。江戸に出て来た涼乃進はひょんなことから主君の危機を救い、用心兼留守居役補佐に大抜擢されることに。同僚たちのやっかみや、破天荒な殿様に振り回され、失敗を繰り返しながらも、気合い一発、「やったるたい」の掛け声とともに次々と降りかかる難題を解決していく。痛快爽快の新シリーズ。文庫描き下ろし。(本誌より引用)
とにかくとても面白く楽しく、ゲラ刷りを一気に読み終えましたー!
帯のコピーは「この男、動き出したらとまらない!」とあるように、閉塞感に満ちた現代に一服の清涼剤となる本です。
シリーズ第一弾、12月には第二弾の刊行予定です。
どうぞ読んでみて下さいね!
今回のMJ課題は「雑誌の表紙」でした。
「週刊新潮」を選んだのは、以前の絵が懐かしい谷内六郎さんの絵だったので、昭和の時代をテーマにした絵を描いてみました。
昭和30年代の東京の下町にはまだ家のそばに井戸があって、そこで顔を洗ったり洗濯をしたりしていたものでした。
鶏を飼っているうちもあって、放し飼いをしていたのんびりした時代だったと思います。
「オール読物」は父がいつも読んでいたのでとても身近な雑誌です。
現在は蓬田やすひろさんが表紙を描いていらっしゃいますね。
乙川雄三郎氏の「さざなみ情話」を読んだばっかりだったので、それをテーマに描いてみました。
タイトルが入ると本物の様に見えて、イラストレーションもこんなふうに使われると引き立つと感じました。
他のMJ生の絵もそれぞれ感じが出ていて、すぐ仕事として結びつくような絵が沢山ありました。
タイトルのレイアウトをしてくれたsaseさん、ありがとうございました!
MJ課題、白黒カットを18点。
テーマがあるようにとのことだったので、私は昭和の懐かしいものを描きました。
どの絵も家で使っていたもので、未だに使用しているものもあります。
どんだけ物持ちが良いんだか・・・
左上から右へ~
*ナショナルミキサー ー50年以上前のもの、最近まで使用。パナソニック博物館に寄贈。
*足踏みミシン用丸椅子ー60年以上前のもの、使用中。
*手水(ちょうず)ー昔は縁側先にお手洗いがあり、軒先にかけてある手水の下部を押すと水がシャワー状に出てくるので手を洗った。
*水枕と吸い飲みーゴム製で茶色。実家に有り。吸い飲みはガラス製。
*七輪と豆炭ー先日廃棄。
*卓上ライトー使用中。
*火鉢・灰ならし・火箸ー青っぽい釉薬がかけてあり、柔らかな八角形。先日廃棄。
*アルミの弁当箱ーカラーアルマイト仕上げ、花の絵が描いてある
*梅干しと甕ー母がいつも梅を干して甕に漬け込んでいたなぁ。先日廃棄。
*アルミの水筒ー革ベルトの付いたモスグリーンのアルミキャスト製、兄が遠足のときに使用。60年ほど前のもの、まだ捨てられません。
*アルミ鍋とアルミのレンゲー薄い金色がかったアルマイト仕上げ。昔は豆腐屋さんが来るとこの鍋を持って中に入れてもらったものです。実家に有り。
*鰹節削りー木製、取っ手や留め具の形状が美しい。使用中。
*いずめこ人形ー東北地方の伝統工芸品。赤ん坊を藁でできたかごの中に入れていた。大(25センチ位)・中(15センチ位)・小(10センチ位)、3体あります。約50年位前のもの。
*小学校の給食ーコッペパン・鯨の竜田揚げ・脱脂粉乳・先割れスプーン。
*手毬ー東北地方の伝統工芸品。丸く糸で締めた毬にリリアンのような糸で美しく模様をつけたもの。実家には大小合わせて10個くらいあります。
*子供の遊びー毬つき、馬とび、ホッピング。
女の子が遊ぶこの絵がMJでピックアップになりました。